デグー入門者必見「デグーの教科書」

デグー飼い方の教科書!知って安心16の特徴と飼育に必要なもの

デグーの飼い方教科書

デグーという動物をご存知ですか?

ここ5年ほどで人気に火がついた動物ですが、SNSでデグーの写真をツイートすると「なんて名前の動物?」「ハムスター?」「餌は何をあげるの?」と質問をいただくことがよくあります。

質問を受けるということは、世間ではまだまだ認知度が低い動物だとわかります。

犬や猫のような歴史もなく、我が家もデグーをお迎えした直後は飼い方に四苦八苦しましたし、同じように悩む飼い主さんを多く見てきました。

デグーを飼いたいと検討されている方、飼い始めたばかりでお困りの方のために、デグーを実際に飼って得た特徴を「デグーの飼い方教科書」としてまとめましたので、開示してお役に立てたらと考えています。

デグはゆ

デグーの飼い方の基本を一緒に学びましょう!
注意
デグーに関しての情報は「個体」によっては大きく変わります。
記事に書いてある情報が全て正解とは限りません。

デグーはどんな動物?複数の鳴き声を使い分ける

デグーとはどんな動物?

デグーとはデグー科の齧歯類で小動物の一種です。

原産はチリ、アンデス地方。

群れで暮らし仲間とコミュニケーションを取る際に、複数の鳴き声を使い分けます。

その姿からアンデスの歌うネズミと呼ばれています。

実際に飼ってみると飼い主が近寄るとピッピッ、2匹で毛繕いをしてピヨピヨ、喧嘩をする時はピーッ!と複数の鳴き方があると実感できます。

ヨーロッパでもともと人気がありましたが、最近では日本でもYouTubeで「ベタ慣れ」するデグー動画が多くアップされ、人気がうなぎ登りです。

ペットショップに立ち寄る際はぜひ探してみてください。

デグーを知ろう!デグーの飼い方教科書!知って安心16の特徴

大きさ(体長)と体重は?

ここでは我が家のデグー(メス2匹)を例に大きさと体重をご紹介します。

最初にお迎えした「ティンクちゃん」

ティンク

ティンクです!千葉県から来ました!

  • 体長:28㎝(尻尾含む)
  • 体重:193g
  • 毛色:ブルーパイド

続いてティンクをお迎えした1か月後に我が家にやってきた「しぃちゃん」

しぃ

しぃです!チェコ出身です!

  • 体長:26㎝(尻尾含む)
  • 体重:300g
  • 毛色:アグーチパイド

2匹のデータからもわかるように、体長は20~30cm、重さは170~300gが一般的です。

特に体重は定期的に測り健康状態を確認しましょう。

わかりやすく言えばハムスターよりは大きくチンチラよりは小く、人間の手の平から尻尾だけがはみ出す程度の大きさです。

長い尻尾は10㎝以上あり、尻尾で体のバランスを取る時にブルンブルンと回します。

なお、尻尾を引っ張ると抜けてしまうことがありますのでご注意を。

デグーの種類(毛色、値段)と性格の違い

デグーの毛色

毛色の種類

ペットショップで頻繁に見かける毛色は基本的に4種類

  • アグーチ(ノーマル)→ 茶色
  • ブルー → グレーに近い
  • アグーチパイド → 茶色に白のまだら模様
  • ブルーパイド → グレーに白のまだら模様

毛色別値段の目安、パイドになると値段が上がる

値段の目安として(※ペットショップにより異なります)

  • アグーチ:7000円~9000円
  • アグーチパイド:9000円~12000円
  • ブルー:10000円~13000円
  • ブルーパイド:11000円~15000円

アグーチよりブルーの方が値段が高く、パイドになるとさらに高額になる傾向が強いです(メスの方が高額)

ペットショップではあまりお目にかかれませんが、ホワイトブルーやホワイトノーマルなど白の割合が多い毛色も存在します。

ティンク

白の割合が多いデグーは高額です!

ブルーとノーマルから見る毛色による性格の違い

毛色によって性格も違う印象があります。

ノーマルは動きも活発で性格もやんちゃ。

ブルーは人工的に作られた色なので、ノーマルよりも動きが遅く性格もおっとりしている印象です。

我が家の2匹も毛色の差で動きと性格でかなり差があります。

ティンク

私はブルーパイドで性格がおっとりしてます!

しぃ

私はアグーチパイドで動きも速いし活発だよ!

我が家のデグーを知人宅に連れていくと、ノーマルは寝床に隠れてじっとして動きませんが、ブルーは自分から人に寄っていきます。

毛色によって性格や動きが大きく変わる点も興味深いですね。

デグーは人間に超なつく動物!

もちろん個体差はありますが、デグーはとても人間になつく性格をしています。

なかには手に乗ったまま寝てしまうデグーもいるほど。

いわゆるベタ慣れというやつです。

ベタ慣れするデグーは珍しいという印象が強いですが、多頭飼いするよりは一頭飼いをした方がベタ慣れする傾向にあります。

しかし、群れを形成して暮らすデグーの生態を考えれば、多頭飼いをしてあげる方がデグーにとっても良いと考えています。

我が家のデグーはベタ慣れまではいきませんが、名前を呼べば近寄って手の平に乗ってくれるなどかなり慣れてくれているといったところです。

かまってほしい時はケージ越しに「ピヨピヨ」と鳴いて訴えてきます(*’▽’)

寿命は6~8年!長い時間を一緒に過ごせる

デグーの寿命は長い
寿命は6~8年ほど。

10年生きたデグーもいるようです。

ハムスターは寿命が短く1年ほどで死んでしまう個体が多いですが、デグーは長い時間を共にすることができます。

野生のデグーは外敵による捕食や過酷な環境が原因で、長生きできても3~4年で、1歳を迎えることのできない子も多いです。

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学習能力にびっくり!知能が高く芸も覚える

上述の通り、複数の鳴き声で仲間とコミュニケーションを取るなど知能が高いことで知られています。

人間でいう3歳児と同等の知能を持っていると言われ、YouTubeの動画ではペットボトルの蓋を手と歯を使って開ける様子や輪っかをジャンプして通り抜ける様子、道具を使う様子が確認できます。

その知能の高さは研究対象にもなったほどで、うまく躾ければ芸を覚えさせることもできます。

我が家のデグーは何度もチャレンジしましたが、残念ながら芸を覚えることができませんでしたw

それでも、名前を呼んだら近寄ってきたり餌の音(袋を開ける音)に反応したりと知能の高さを感じます。

    知能が高いと感じる瞬間

  • 名前を覚える
  • 餌をもらえる場所や餌の袋の音を覚える
  • 鳴き声でコミュニケーションを取る
  • 覚えたことを反復する

健康なデグーは歯が黄色

健康なデグーは歯が黄色
黄色い歯が健康の証です。

黄色とは対照的に白い歯は病気だったり体調の優れないサインです。

ペットショップで健康なデグーを選ぶための判断材料としましょう。

また、残念なことにデグーを飼うための知識が不十分なペットショップも多いのが現実です。

チモシーを入れずにペレットのみで飼育しているペットショップなどは注意が必要となります。

飼育体制がしっかりとしたペットショップで黄色の歯をした健康的なデグーを選びましょう。

後述しますが、我が家のデグーはペットショップの管理が甘く幼くして病気持ちでした。

デグーに関しての知識を深めるために、クイズに答えながら学べるアプリもあるので活用したいところ。

しぃ

黄色い歯が健康的なサインだよ!

人を本気で噛むことは少ない

デグーは滅多に人を噛まない
飼い主であれば甘噛み程度で本気で噛まれることはめったにありません。

しかし、機嫌が悪い時や驚いた時は飼い主でも誤って噛むことがあるので注意してください。

本気で噛まれるとかなり痛いです。

デグーは賢いので「噛んだらダメ」と言い続けて理解させましょう。

しぃ

機嫌の悪い時は触ってくれるな!

ティンク

こっわ・・・

本気で噛んでくるケースは以下。

機嫌が悪い時

生き物だからもちろん機嫌が悪い時もあります(眠い時など)

手を出したらピー!と鳴く時は機嫌が悪い時なので手を出さないようにしましょう。

また、人間がしつこくしても機嫌が悪くなる時がありますw

といっても、我が家のデグー達は、機嫌が悪い時はほぼありません。

驚いた時

デグーは聴力が優れているので、聞き慣れないちょっとした音にも敏感に反応して驚く時があります。

外から聞こえるカラスの鳴き声、集合住宅で隣の部屋から聞こえてくる音、YouTubeで犬や猫の動画を見ている時に聞こえてくる鳴き声、そんな日常ではなかなか聞くことのない音にデグーは反応してピーッ!ピーッ!と大きな声で鳴きます。

警戒状態にあるので、なるべくそっとしておく方が良いでしょう。

ティンク

音にはとても敏感です!

デグーは飼うには温度管理の徹底が必要

デグーは温度管理が大事
デグーを飼育する上で最も注意を払わなければいけないことが温度管理です。

デグーは暑さにも寒さにも弱いデリケートな動物です。

デグーが快適に過ごせる温度は20~25℃と言われいるので、必ずその範囲内の温度に保つ必要があります。

もちろんデグーに留守番をしてもらう時も気を使ってください。

夏の暑さ対策

僕のような北国に住む飼い主ならば問題ありませんが、それ以外の地域にお住まいの飼い主さんは正直、エアコンがないと厳しいです。

エアコンで適正温度を保つように心がけましょう。

北国ではエアコンを設置していない家が当たり前なので、水を入れて冷やすタイプの冷風機で代用し、直接デグーに風が当たらないように設置しましょう。

保温電球でぬくぬく!冬の寒さ対策

僕は北海道に住んでいるので、冬は保温電球などで寒さ対策を施さなければ命に関わります。

ティンク

ぬくぬくしたい!

しぃ

寒いの嫌い!

室内温度が15度以下になってしまうと低体温症になる恐れがあり、最悪の場合、死んでしまうこともあるので保温電球やうさ暖といったアイテムで温度管理をしています。

保温電球はマストアイテム

保温電球は冬のマストアイテムですね。

大きさによってケージ内の温度が5~10度上昇します。

飼い主が帰宅してストーブをつけると、ケージ内が30度オーバーになるので電源の切り忘れには注意が必要です。

また、保温電球の上に板を置くことで、上に向かった熱気を木の板が吸収し床暖化するという工夫も出来ます。

板と保温電球は少し隙間を開けてくっつけないように注意しましょう(火事防止)

うさ暖も併用

保温電球では不完全な時があります。

気温が低い日はうさ暖を使います。

寝床の下に設置するなどして直に暖かさが伝わるようにしています。

飼い始めの注意点とお散歩(部屋んぽ)でストレス発散

デグーのお散歩

飼い始めの初日は動かない、または警戒しているからかまわない

かわいいデグーを飼い始めるとどうしても触ったり撫でたりしたくなりますが、飼い始め1~3日は触れたりせずにそっとしておきましょう。

特に初日は人見知りのデグーならじっとして動かないことや、新しい環境に混乱してケージ内を行ったり来たりするデグーもいます。

環境に慣れてもらうまでは構わず何もしないことが賢明です。

慣れてくるとデグーの方から近寄ってきますので、頃合いを見て手からペレットをあげてみたり手の平に乗せるなどコミュニケーションを図っていき慣れてきたらお散歩させましょう。

お散歩(部屋んぽ)でストレス発散

ケージ内にずっといるとストレスがかかるため、1日15~30分を目安にケージから出して部屋をお散歩させましょう(通称:部屋んぽ

ティンク

出してくれー!!

しぃ

息が詰まるよぉぉぉ!!

部屋んぽをさせる時間は常に一定が望ましく、あまり長く出し過ぎると外の楽しさを覚えてしまいケージに戻らなくなり、逆に短すぎるとかえってストレスをかけることとなります。

もちろん頻度も一定に。

お散歩の注意点

お散歩させる時の注意点は、

  • 踏まないように絶対に目を離さない
  • 糖尿病予防のため人間の食べ物が落ちていないか確認する
  • 家具や壁、電源コード(ケーブル)を齧られていないか?

踏むと大けがにつながります。

尻尾を踏んで切れてしまった・・・なんていうアクシデントも度々耳にしますので絶対に目を離さないように。

さらに電源コードはスパイラルチューブを巻くといった対策が必要ですね(齧って感電しないように)

お散歩後、ケージに戻すコツ

お散歩を終えケージに戻す際は無理に捕まえないようにしてください。

追いかけまわされたデグーは人間を怖い存在と認識し、怖がってなついてくれなくなる可能性があります。

ケージに戻すコツは「ケージに戻ればエサがもらえる」と理解させること。

ケージまでペレットで誘導して中に入ればペレットをあげて褒めてあげましょう。

これを毎日続けることでデグーは自分からケージに戻るようになります。

我が家では僕の「ハイ!戻るよー!」の掛け声で一斉に2匹がケージに戻り、

ティンク

ハイ!戻ります!

しぃ

戻るからペレットください!

と言わんばかりの表情で僕を見つめています。

デグーは賢い動物なので反復したことを覚えて習慣にします。

トイレは覚える?デグーの匂いはくさい?

デグーはトイレを覚えることができません。

ケージ内のいたる所で糞や尿をします。

草食なので匂いがきついということはありませんが、やや体臭はします。

体臭が気になる場合は常にケージに砂浴びボトルを設置ししっかり砂浴びさせましょう。

さらにチモシーも独特の匂いがするので、それも相まって掃除を疎かにすると匂いが目立つようになってきます。

デグー専用の餌を食べさせることで匂いが解消されていると言われていますが、匂いがどうしても気になる方は毎日ケージ内の掃除をしましょう。

我が家はケージ床におしっこシートを敷いてその上にチモシーを置くことで掃除をしやすくできます。

デグーは夜行性ではなく昼行性

デグーは昼行性
デグーを夜行性だと思ってる方が多いですが、野生のデグーは日中活発に餌を探して夜に眠る昼行性です。

しかし、飼育下のデグーは飼い主の生活サイクル次第で昼行性か夜行性かに分かれます。

飼い主が朝起きて夜眠る生活パターンなら昼行性、昼夜逆転の生活パターンを送っていればデグーも夜行性に変わります。

我が家では夜に部屋の明かりを消すとデグーも眠ってくれています。

しぃ

生活リズムを合わせてくれるから飼いやすいよ!

多頭飼いしたら喧嘩に注意

デグーの多頭飼いと喧嘩
野生のデグーは群れを成して過ごします。

デグーの性質を考えると多頭飼いをおすすめしますが、繁殖するつもりがないのであればメス同士での飼育をおすすめします。

縄張り意識の強いオス同士の飼育では激しい喧嘩をすることが度々あるので多頭飼いには不向きです。

メス同士の飼育では喧嘩をしたという報告はあまり耳にしませんが、相性によっては稀に喧嘩をするケースもあります。

我が家では2匹をお迎えした1年目に発情期を迎えたティンクが興奮して、しぃの足に噛みついて大けがをさせたことがありました。

相性が良い2匹でもホルモンバランスが乱れる時期(繁殖期)には喧嘩をする可能性があるので様子がおかしくないか日々チェックしましょう。

ティンク

あの時はごめんね!

しぃ

・・・(未だに根に持っているもよう)

喧嘩をした場合は速やかにケージを分けましょう(棲み分け)

経験上、ケージを横並びに2つ置いてもケージ越しに威嚇して喧嘩が収まりませんでした。

唯一有効だった棲み分け法はケージを縦並びにすること。

喧嘩をした場合にぜひ試していただきたい棲み分け法です。

デグーのかかりやすい病気は低体温症、糖尿病、不正咬合

デグーの怪我や病気

低体温症

冬の寒い時期、ケージ内温度が15度を下回ることがあれば低体温症になる可能性があります。

低体温症になった場合、デグーの体を温めてすぐに病院に連れて行きましょう。

上述の通り、日頃から寒さ対策として保温電球やうさ暖を完備して予防に努めることが重要です。

糖尿病

デグーは糖尿病になりやすい動物です。

糖の代謝能力が著しく低いため、人間が食べる物を与えることは絶対NG。

ティンクをお迎えした初日に白内障が発症していることに気づきました。

今思い返せばティンクを購入したペットショップの管理はずさんで、ケージの中にはチモシーはなくペレットのみの状態でした。

ペレットによっては糖分を含むものもあり、与え過ぎは糖尿病や糖尿病の合併症である白内障を患らう可能性があるので大量に与えることは止めましょう。

不正咬合

歯の伸びすぎにも注意が必要。

歯が伸びすぎると不正咬合(ふせいこうごう)という病気を引き起こします。

かみ合わせが悪く自らの口内を伸びた歯で傷つけ、餌を食べることすらままならない深刻なケースもあります。

かじり木を設置して齧らせることで歯を削り伸びすぎないようにしましょう。

爪切りは必要?コツは?

デグーは爪の手入れを自分でしますが、伸びすぎには要注意。

爪が伸びすぎるとケージから出して部屋をお散歩させる際に、爪がソファなどの家具や布に引っかかって足を怪我する恐れがあります。

外見からは爪が伸びているか判断が難しいので、手の平に乗せてみてチクチクしたり痛いと感じた時が爪切りのサインです。

デグーは爪切りを嫌がる傾向が強いので、ペレットをあげて食べている間に赤ちゃん用のハサミで切っています。

我が家のかかりつけの病院の先生は、デグーを洗濯ネットに入れ爪だけが外に出る状態にして切っています(これには驚いた)

不安であれば動物病院で切ってもらうことをおすすめします。

自分で切る際はデグーに怪我をさせないように注意しましょう。

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次ページではデグーを迎え入れるために必要なものを紹介します!

2 Comments

秒速更新ナックルズ

こんばんは、ツイッターから来ました。ブログトップが可愛らしいのでビックリしました、これなら女性の食いつきも良さそうですね。

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hayuma

デグーらしさを表現してロゴを作ってもらいましたw
ずっとやりたかったので嬉しいですw

ま、立ち上げ費用は大変なことになってますがw

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